講演する密田氏

 女性・非正規労働者や若者の将来の年金を考え、安心できる年金制度に変えていこうと「年金学習懇談会」が5月28日、京都市中京区のラボール京都で開かれました。主催は、「『年金裁判』に勝利し年金制度をよくする京都の会」と「安心年金をつくろう会」。

共産党・倉林氏「減らない年金実現できる」

 「京都の会」代表の梶川憲・京都総評議長と日本共産党の倉林明子参院議員があいさつ。倉林氏は、政府が今年度から年金支給額を0.4%引き下げたことを批判。原因となった「マクロ経済スライド」の廃止とともに、高額所得者が優遇されている保険料の見直しや巨額の年金積立金の活用をすれば「減らない年金は実現できる」と強調し、「年金問題は7月の参院選の争点の一つだ。暮らせる年金への転換目指し、日本共産党は全力で頑張る」と訴えました。

 密田逸郎・立命館大学非常勤講師が、年金の現状や改善の必要性について講演しました。厚生労働白書(17年版)が、島根、鳥取などの高齢化の進む県では、公的年金が消費活動や地域経済を「下支えしている」と記述していることを紹介。安心できる年金は、経済の面からも必要と訴えました。

 若者、女性、現役労働者などが発言し、年金制度の抜本改善に向けて意見交換しました。