自由法曹団京都支部は3月19日、京都府知事選(4月10日投票)で、「つなぐ京都2022」のかじかわ憲候補(京都総評議長)への支援を訴える街頭宣伝を行いました。自民党京都府連の買収疑惑への批判や、大型開発、平和問題などそれぞれの要求実現へ弁護士が訴えました。

 中村和雄弁護士は、自由法曹団の弁護士が自民党京都府連の国政候補や地方議員らを公選法違反で京都地検に告発した経過などを述べ、「現職の西脇隆俊知事は渦中の自民党に担がれながら、一言も批判せずに再選を狙っている」と批判。北陸新幹線延伸計画などの問題点を指摘し、「府民のための府政を目指す、かじかわさんを応援したい」と訴えました。

 森田浩輔弁護士は、2兆1000億円もの費用をかけた北陸新幹線延伸計画について、大量の残土が出ることや地下水への影響が懸念されているとし、「府民に知らされないまま京都の環境を壊す計画が進められている。かじかわさんを知事にして計画をストップさせよう」と呼びかけました。

 福山和人弁護士は、買収疑惑の渦中の自民党府連に推されている知事を批判し、「疑惑にはだんまりで、他の野党も相乗りしている。これこそほんまもんの野合だ。選挙をカネで買うような政治はやめさせよう。しがらみのないかじかわ憲さんだから、府民の暮らしを変えられる」と訴えました。