事務所開きで決意表明する、福田ようすけ氏(中央)。(右から)原田完府議団長、穀田恵二衆院議員、玉本なるみ京都市議、浜田良之府議(13日、京都市北区)

 4月10日の京都府知事選と同日で行われる府議補選京都市北区選挙区(欠員1、4月1日告示)に立候補を表明する新人で、日本共産党北地区委員長の福田ようすけ氏(46)の事務所開きが3月13日、同区内で行われました。

 詰めかけた110人の支援者らを前に、福田氏は選挙戦で三つの問題を訴えたいと表明。一つ目に「『ロシアはウクライナ侵略をやめよ』の声を上げる府政をつくりたい」と述べました。

 二つ目に、補選のきっかけとなった自民党前府議の買収と自民党府連の選挙買収疑惑を批判し、「清潔な政治を取り戻したい」と訴えました。

 三つ目に、府民の暮らし優先の府政実現へ全力で頑張りたいと述べ、「府知事選に立候補する『つなぐ京都2022』のかじかわ憲氏と一緒に勝利したい。子育て世代の代表として勝ち抜きたい」と訴えました。

 応援に駆け付けた日本共産党の穀田恵二衆院議員・国会対策委員長は自民党の「政治とカネ」の問題について触れ、「今回の補欠選挙で自民党に候補者を擁立する資格があるのか」と批判。企業・団体献金や政党助成金と無縁な共産党の福田氏こそ、ゆがんだ政治をただせると訴えました。

 この他、原田完・日本共産党府議団長、弁護士の福山和人氏らが福田氏必勝の訴えをしました。

 同補選には、自民、立民、維新の各党が候補者擁立を発表しています。

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