3区・6区「野党共闘の立場貫き、自民と維新落とす見地で自主投票に」

 総選挙(10月19日公示、31日投票)での日本共産党の躍進・勝利に向け、同党京都府委員会は10月16日、府内の小選挙区(1区~6区)で候補者擁立しないことを決定した3区・6区内の計4カ所(京都市伏見区、長岡京市、八幡市、宇治市)で街頭宣伝し、「比例で日本共産党を伸ばして、命と暮らしを守る新しい連合政権をつくろう」と呼びかけました。

 長岡京市では、倉林明子副委員長・参院議員、たけやま彩子近畿比例候補、渡辺和俊党府委員長がそろって訴え。先の長岡京市議選で、自民党を落として共産党の6人全員当選を勝ち取った力で、「今度は総選挙で勝利。国政を変 えよう」と力を込めました。

 倉林議員は、コロナ禍に無策だった安倍・菅政権を引き継いた岸田首相も、感染爆発を起こし、自宅で命を落とす人を出したことへの反省がないと批判。「看板を変えても政治は変わらない。みんなの1票で政治を変えるのが今度の総選挙です。市民と野党の力で新しい連合政権を必ずつくろう」と述べ、新しい政権で、▽消費税の減税▽原発ゼロ▽選択的夫婦別姓はじめ、ジェンダー平等をめざす施策など、実現できることを強調しました。

 渡辺委員長は、野党共闘で、共通政策、政権合意、選挙協力で合意が成立し、衆院定数(465)の6割強を占める289の小選挙区の内、216で野党候補を一本化した到達について紹介。3区、6区については、「野党共闘を大事する立場から、自民党と維新などの補完勢力を落とす見地で自主投票とした。なんとしても政権交代を実現しようという決意です」と述べ、比例代表で日本共産党を大きく伸ばして、近畿ブロックで4議席を必ず達成したいと力を込めました。

 たけやま候補は、女性に安価な労働を押し付け、学生には借金を背負わせる自公政治を変えて、「何より命を守る政権、ジェンダー平等の政治をつくるため全力で頑張ります」と決意を述べました。