京都自治体問題研究所・原子力災害研究会では、原発の危険性や住民避難計画の問題を解説する動画をウェブ上で配信しています。

 同研究会の3氏が各20分でテーマごとに説明。テーマと担当者は次の通りです。

 ▽「原発の危険性と住民防護の問題点」市川章人さん(日本科学者会議会員)。大阪地裁判決が断罪した耐震基準のごまかし、老朽原発破裂の危険性、屋内退避の問題などを明らかにしています。

 ▽高浜原発内の事故と地元住民避難道路の現実堀口達也さん(日本共産党元綾部市議団長)。重大事故につながりかねない高浜原発でのクレーン倒壊問題。同原発5㌔圏の舞鶴市杉山・松尾地区と30㌔圏の綾部市奥上林地区の避難道路の現地調査から課題を探ります。

 ▽「自治体責任とされた避難計画と自治体の対応力」池田豊さん(同研究所副理事長)。住民避難計画の課題、増加する自然災害に対する府や北部自治体の対応力についての課題を明らかにします(3月20日公開予定)。

 視聴は、「京都自治体問題研究所」のホームページ(http://www.kyoto-jichiken.jp/)の「原子力災害研究会」から、または、Youtubeで「京都原子力災害研究会」を検索。