京丹後市が小学校統廃合を計画している問題で、同市の住民団体2団体が3月27日、同市弥栄町と丹後町で和光大学の山本由美教授を講師に「学校統廃合を考えるつどい」を開催します。

 同市は当初、同市議会3月定例会に統廃合案の提出を予定していましたが、住民の反対の声などを受け、6月定例会へ延期するとしています。

 山本教授は、教育政策について調査・研究しており、統廃合問題の専門家です。集会では、「小さくても輝く学校を」と題して講演します。

 対象校の吉野小学校がある同市弥栄町では、「吉野小学校の統廃合を考える会(仮称)」が主催し、午後1時半から堤公民館で開かれます。問い合わせ☎0772・65・3042(廣谷)。

 対象校の宇川小学校がある同市丹後町では、「宇川小学校の統廃合を考える有志の会」が午後3時半から、宇川アクティブライフハウスで開催します。問い合わせ☎0772・76・0156(増田)。