街頭で決意を表明する(右から)松田たかえ、佐々木まさひこ、つぼい久行、竹川ますおの各氏=2月27日

 日本共産党山城地区委員会は2月27日、5月11日告示、同16日投開票で行われる精華町議選(定数18)の候補者として、現職3、新人1の4人を擁立し、現有議席獲得を目指すと発表しました。

 予定候補者は、佐々木まさひこ(雅彦)、松田たかえ(孝枝)、つぼい(坪井)久行=以上現=、竹川ますお(増晴)=新=の各氏。柚木弘子議員は勇退します。

 同日、同町内で町議選勝利決起集会を開き、リニアや北陸新幹線、新名神の開通などの大型公共事業よりも、命と暮らし、住民本位のまちづくりを進める町政を願い、日本共産党の4議席獲得に奮闘する決意を固め合いました。

 日本共産党の水谷修府議が、町政問題に関連して、住民置き去りで進む府南部での学研都市開発を中心にした大型開発事業の問題点を報告。山城地区委員会の谷口清久委員長が、

政権交代を目指す総選挙を前にした政治情勢の特徴と町議選の位置づけを述べ、4議席実現に向け3600票の獲得目標を提示。宣伝、対話を広げる行動を呼びかけました。

 4候補は決意を語り、集会終了後に、JR祝園駅前の商業施設前でそろって宣伝。中学校卒業まで医療費無料、保育所への看護師配置の実現のほか、少人数編成を可能とする教員の確保の要望や、日本学術会議の推薦名簿に基づき新会員105人の全員任命を求める意見書の採択に奮闘した議員団の実績を紹介しました。

 新人の竹川氏は、「大型開発ストップ、住民福祉の向上に力を注ぐ先頭に立つ」と決意を表明。つぼい氏は、「コロナ感染防止対策、水害対策に引き続き奮闘する」、松田氏は、「一人親家庭の願い、子育ての要求をしっかり議会に届ける」、佐々木氏は、「住民のための政治の実現をめざす日本共産党の4議席獲得を必ず」などと訴えました。日本共産党の森下由美府議も支援を呼びかけました。

 候補者の略歴は次の通りです。

 佐々木まさひこ(61)=現=8期。議会運営委員長など歴任。町議団長。手話通訳者。

 つぼい久行(69)=現=8期。元中学校教諭。精北小PTA会長など歴任。

 松田たかえ(79)=現=5期。監査委員、副議長など歴任。元保育士。

 竹川ますお(65)=新=党精華南支部副支部長。不動産会社社長。