「第26回野のはな書展」が京都市左京区の京都市美術館別館で開催中です(8月30日まで)。京都市伏見区の「野のはな書道会」が毎年開催しているもので、今回は、春野かそい代表による、障害者権利条約を1文字ずつ書いた縦4㍍、横幅24㍍の大作のほか、会員25人の和歌や古典の臨書、画賛、試作品などの力作81点が展示されています。

 障害者権利条約(前文と第1条から第6条まで)の作品は、2年がかりで仕上げたもの。丸く切った和紙に1文字ずつ書き、裏から色を塗ってあります。全文字数は5000以上に上ります。楷書体のほか、生き物の多様性や平等を願い、鳥やヘビ、植物を模して書いた「雑書体」もあり、虹をイメージした色遣いとなっています。

 同書道会師範の植田淳子さんは、「雑書体の文字にはリズム感とともに、1文字、1文字への思いを感じます」と話していました。

 第26回野のはな書展公募展 30日まで(午後5時閉館)、京都市美術館別館2階。観覧料無料