新婦人府本部が取り組んだ少人数学級を求める署名行動(8月23日、京都市中京区)

 コロナから子どもを守れ #めざせ少人数学級――教育研究者有志12人が呼びかけた「少人数学級を求める署名」の9月提出(中旬に予定)をめざし、行動が府内各地で広がっています。新日本婦人の会京都府本部は、7月29日から取り組み、8月25日までの約1カ月で8457人分を集めました。

 府内の全会員と「新婦人しんぶん」読者の約1万人に、署名用紙を郵送。23日には、府本部が中京区の京都アスニー前で署名を呼びかけました。

 上京支部では、会員ら約300人に呼び掛け、2週間で500人分を集めました。同支部の野崎陽子事務局長は「反応の強さに驚いています。急な呼びかけにもかかわらず、皆さん応えてくれた。コロナ禍での大変な子どもたちを見たり、知っているだけに思いが強い」と話しています。署名を集めたお母さんたちから、学校の現状をもっと知りたいと声が上がり、30日には教育カフェに取り組む予定です。

新婦人府本部に届いた少人数学級を求める署名

 府本部の魚山栄子会長は「会員30人の与謝野町で220人分、左京支部は5回の学習会や集いを開き、1500人分を集めています。暑い中、高齢者も多いのに、子どもたちのことを思い、歩いて集めておられます。何としても少人数学級を実現するためにさらに声を上げていきたい」と力を込めます。

 同府本部は、京都市教職員組合と、京都市長に向けた同趣旨の署名を6月中旬から8月6日まで呼び掛け、すでに7090人分を提出しています。