新型コロナウイルスなど感染症を防ぎながら、子どもたち一人ひとりの学びを保障しようと、東京大学の本田由紀教授や前川喜平・現代教育行政研究会代表ら、教育研究者有志12人が呼びかけた「少人数学級を求める署名」が7月中旬から始まりました。

 この全国署名を京都で広げようと京都教育センター(高垣忠一郎代表)が、京都にゆかりのある教育研究者らに呼びかけ、17人(8月8日現在)が賛同を寄せています。

 賛同者は、鰺坂真・関西大学名誉教授、上杉孝實・京都大学名誉教授、片方信也・日本福祉大学名誉教授、木島温夫・滋賀大学名誉教授、久保富三夫・和歌山大学名誉教授、駒込武・京都大学教員、須田稔・立命館大学名誉教授、高垣忠一郎・立命館大学名誉教授、瀧本美子・龍谷大学障がい学生支援室、中妻雅彦・京都花園大学特任教授、野中一也・京都教育センター顧問、藤本文朗・滋賀大学名誉教授、三浦正行・元立命館大学教員、細井克彦・大阪市立大学名誉教授、丸山啓史・京都教育大学准教授、山岡雅博・立命館大学大学院教職研究科、吉益敏文・教育科学研究会副委員長。

 署名は、▽少人数学級のすみやかな実施▽授業を詰め込みすぎず、仲間との学びと豊かな学校生活を保障―の2点を、安倍晋三首相と萩生田光一文部科学相に求める内容です。