大激戦・大接戦となっている京都市長選(2月2日投票)で、「つなぐ京都2020」の福山和人候補を勝利させようと日本共産党の小池晃書紀局長が1月31日京都入りし、市内3カ所で福山市長実現を訴えました。

 山科区役所前での街宣で小池氏は、「大激戦の京都市長選、最後のお願いに回っています。福山さんは、『しんどいのはあなたのせいじゃない。しんどくさせている政治を変えよう』と訴え、市民に勇気と希望を広げています」と呼びかけ。全員制の温かい中学校給食実現、給付制奨学金創設、子どもの医療費を中学校卒業無料などの「くらし応援すぐやるパッケージ」に共感が広がっているとし、「福山さんは予算の1%でできると財源も示している。これまでの京都市になかったのは、お金ではなく、市民の暮らしに寄り添う気持ちだったのではないか。みなさんの暮らしがかかった選挙です。どうかみなさんの思いを福山さんに託して、みなさんの力で勝とうではありませんか」と訴えました。

 福山候補は、「すぐやるパッケージ」を示しながら、「予算の1%でできること。これをやる気のある私にまかせてほしい」と強調。現職候補の財布の紐が緩むのは、リニア中央新幹線、北陸新幹線延伸、地下鉄延伸など大型開発であるとし、「この鉄道計画の『だんご3兄弟』は、総額いくらかかるのか分からないと言っている。私たち庶民は得体のしれないものは食べられません。地域経済がやせ細っているときに市民の暮らしを応援することこそ王道です。みなさんの力を貸してください。全力でがんばります」訴えました。山科区役所前には約250人が詰め掛け、「福ちゃん」コールが起こるなど、熱気に包まれました。