最低賃金の引き上げを求めようと市民に訴える京都総評のメンバー(11日)

 誰でも、どこでも最低賃金(時間額で)1500円をめざし、今すぐ1000円を実現しよう―京都総評は5月11日、最低賃金の引き上げを求める署名宣伝を京都市右京区の西院交差点で行い、市民にアピールしました。

 中央と京都の最低賃金審議会で、最賃金額の改定に向けた検討が始まるのを前に、大幅な賃金アップを求める声をあげようと取り組んだもので、33人が参加しました。

 宣伝では、京都府の最低賃金が時間額882円で、年間2000時間働いたとしても180万円にも満たないことを紹介。自立した生活を送るためには、最低賃金の大幅な引き上げが必要だと訴えました。

 梶川憲議長は、中小企業への支援策強化と合わせた最賃引き上げを強調。中小企業への直接的な助成金や社会保険料の減免などとセットにして大幅な引き上げを実施している、

 米や韓国の例を紹介し、「最低賃金を大幅に引き上げよう。ふところを温め、経済の好循環をつくりましょう」と署名への協力を呼びかけました。

 署名は、▽京都府最低賃金を時間額1500円にすることをめざし、早期に1000円に引き上げる▽最低賃金引き上げを前提とした中小企業支援について、賃上げを実施したすべての企業が直接的な助成を受けられる制度となるよう、抜本的な制度改善と大幅な予算増額を行うことを本省に上申する―ことの2項目を求める京都労働局長宛ての請願です。1万人分を目標に取り組み、7月に京都労働局に提出します。