ゴールデンウィークの京の恒例行事、京都古書研究会(津田周一代表)による「春の古書大即売会」が5月1日から5日まで、京都市左京区のみやこめっせで開催。約1900平方㍍の会場に古書50万冊以上が展示されます。同研究会は「インターネットオークションなどで古書がブームとなっており、会場の熱気を体感してもらえれば」と参加を呼びかけています。

 祇園まつりの際に行われていた練りものの史料や、江戸時代の京の紳士録『平安人物誌』(天保9年刊)、近江の文人による狂歌入り笠置旅行記(明和3年写)、京都関連の戦争資料など希少書、古典、学術書、洋書、文学、絶版マンガ、文庫、新書まで幅広くそろえています。

 京都検定に関心が高まるなか、京都コーナーも充実。関連書籍約1万冊が出品されます。

 午前10時~午後4時45分(最終日午後4時)。問い合わせ(事前)☎075・761・4554(竹岡書店)、(期間中)☎075・762・2660(同会)。