福山和人さんとはフェイスブックでつながりました。原発を止めるためにできることをしたいと思っており、福山さんが原発再稼働に反対だと知って「友達」申請したんです。「第4回くらしとせいじカフェ京都」(2月20日)で話を聞きたいとメールしたら、すぐにOKでした。福山さんは一人で来て、政策をよどみなく語りました。温かい涙を流し「すべての府民の暮らしを全力で守る」と。説得力がありました。熱い方、とっても身近に感じられる、信用できる! と思いました。

 自分が変わらなければと思ったのは「3・11」から。福島原発事故で、命や暮らし、歴史も消える現実に直面し、「反対」と思っているだけで行動しなかった自分に歯がゆさを感じました。15年夏に立ち上げた「Peace flagプロジェクト」で「I hope peace」と書いた小さな青い旗を掲げ、安保関連法反対を呼び掛けました。活動の中で福島から避難してきた方々と友達になり、仲間と原発賠償訴訟も傍聴しています。

 私達の暮らしは政治と密接につながっている。でも政治ってなぜか遠い。入りにくい。政治をもっと身近に、と昨年の総選挙から「くらしとせいじカフェ京都」を始めました。歴史の変わり目に立ち会うため、情報を拡散し、友人を増やしたい。京都が変われば、日本の政治への影響は大きい。