「構造改革」路線で疲弊した京都のふるさとを再生し、府知事選(3月25日告示、4月11日投票)で門ゆうすけ候補の勝利をめざす「住民のつどい」が1月31日、京都市南区の京都府農協会館で開かれました。住民運動家や自治体職員など60人が参加しました。
 主催は、「京都・ふるさと再生アピールを呼びかける会」。同会は昨年12月22日、住民運動や自治体運営に携わってきた首長や議員、自治体幹部らが、地方切り捨ての府政を転換し、「いのち・くらし輝くふるさと京都再生のため、門ゆうすけさんとともに力をあわせ」ようとするアピールを発表し、発足させたもの。
 つどいでは、1月末までに寄せられた、86人のアピール賛同者の名簿が発表されました。アピール呼びかけ人の一人、田中康夫・元木津町都市計画審議会会長が経過を報告し、「地域がひどくなっている状況に、手をこまねいてはいけない。つどいを第一歩に、住み続けられる京都を目指し、門知事実現へ大きなうねりをつくっていこう」と呼びかけました。
 門候補は、「構造改革路線を府が推し進めた結果、役場や学校、病院がなくなり、地域が崩壊している」と府政を厳しく批判。21日に発表した自身のマニフェストにふれ、「地域住民主権こそ必要だ。安心して子育てできる環境づくり、地域経済応援の府政を実現する」と決意を表明。「構造改革路線の押し付けから、暮らし再生へ、沖縄・名護市長選に続き、今度は府政を転換しよう」と訴えました。(詳細は、「週刊しんぶん京都民報」2月7日付で紹介)