多くのまちづくり運動にかかわり、京都大学で地球環境学の博士号を得た弁護士の中島晃さんの博士論文をまとめた「景観保護の法的戦略」(かもがわ出版)出版を記念して10日、京都市内で「出版をお祝いする会」が開かれ、市民や研究者、建築家、弁護士などかかわりの深い人たち約100人が集まりました。
 呼びかけ人の1人、同志社大学井ヶ田良治名誉教授があいさつし、 博士論文の指導教官で京都大学大学院の小林正美教授、大阪市立大学の宮本憲一名誉教授らが祝福するとともに、京都市長選に「市政刷新の会」から立候補する中村和雄弁護士が「中島さんのまちづくりの研究の成果を必ず市政に活かしたい」と決意をのべました。
 中島さんは、「景観論を構築する必要性を感じて、学位論文に取り組んだ。これからも景観保全に挑戦し続けたい」と謝礼の言葉をのべました。(詳しくは、「週刊しんぶん京都民報」11月18日付掲載)