広島に原爆が投下された8月6日、京都市左京区のだん王法林寺で、第49回原爆犠牲者・戦争犠牲者追悼「2007京都平和の集い」が開かれました。京都仏教徒会議、京都宗教者平和協議会、世界の平和を求める京都宗教者連絡会の主催によるもの。
 原爆が投下された午前8時15分に平和の鐘をつき追悼法要した後、聖護院の宮城泰年門主が主催者を代表してあいさつ。核兵器を容認する政府を批判し、「生ある限り、被爆の告白と戦争の反省を子孫に語り伝え、戦争のノーの姿勢を貫かねばならない」と話しました。
 韓国敬明大学の徐龍達(ソ ヨンダル)特任教授が、「外国人から見た九条」と題して話し、戦争は人権侵害の最たるもの、絶対避けなくてはいけないと強調。北朝鮮脅威論を理由に武力行使ができるよう9条を変えようとしている安倍政権の危険性を指摘し、9条を守り、「世界の国々から尊敬させる国づくりを」と呼びかけました。