画家・小西熙氏と“NO WAR” 非戦を願って立っている作家たち from 2013展

戦争に反対し、平和を願い毎月、四条河原町でスタンディングをしてきた美術家の作品展「非戦を願って立っている作家たち from 2013展」が12月1日から6日まで、京都市左京区の「井﨑敦子と草の根プロジェクト」の事務所で開かれました。
スタンディングは、秘密保護法が強行された2013年12月6日、弁護士らとともに画家の故・小西煕(ひろし)氏が「NO WAR」と書かれた作品を手に四条河原町に立ったことが始まり。
美術家と話し合い、翌年6月6日から毎月行なわれ、同年10月からは毎月9日に取り組まれることになりました。
代表、規約などは設けず、毎月立つことにしました。スタンディングをする意義について、小西氏は「(抗議行動として)立っていられることが大事」などと語ってきました。
展覧会では、小西氏が2013年12月から掲げ続けてきた作品をはじめ、爆弾が落下した際の惨状をイメージした作品、ガザを語源としてたガーゼを染めた作品、国会の上で気球にぶらさがるミサイルを描いた作品など絵画、立体、染色の作品約50点が展示されました。
6日には、出品作家によるギャラリートークが行われました。初期から参加してきたデザイナーの真鍋宗平氏が、スタンディングの取り組みを振り返り、運動の広がりについて、解説。出品作家は、自らの作品やスタンディグについての思い出などを語り合いました。小西氏の遺族も参加しました。




