比例代表も大激戦・大接戦。倉林候補とともに訴える井上候補(7月19日、京都市右京区)

 京都府を含め10府県を駆け巡ってきた、日本共産党の井上さとし比例候補は参院選最終日の7月19日、京都市内各所で最後の訴え。右京区西院では、400人の聴衆を前に志位和夫議長、倉林明子京都選挙区候補とともに街頭演説に立ち、「比例5議席へ、倉林さんとともに勝ち抜かせて」と力を込めました。

 井上候補は、「参院でも自公を少数に追い込み、政治を変える願いの一票は日本共産党へ寄せていただき、改選4議席から5議席へ、そして5期目も働かせていただきたい」と決意表明。被爆2世として、戦後80年の節目の年の選挙戦を勝ち抜き、戦争のない、誰もが命を輝かせる社会を作ろうと呼び掛けました。

 17日間の選挙戦の中で、「消費税をなくしてほしい。買い物に行くのが怖い」との声をたくさん聞いてたと述べ、「庶民に容赦なくかかってくる消費税。大もうけしている大企業にちゃんと税金を払ってもらおうじゃないですか。これは企業献金を受け取っている政党には言えないんです。参院で自公を少数に追い込み、消費税減税を実現しよう」との訴えには大きな拍手が寄せられました。

 訪問介護報酬の引き下げにケア労働者が「私たちは見捨てられた」と語ったことを紹介。「命を守り抜いているみなさんにこんなことを言わせる。命を守ることが政治の一番の仕事じゃないですか」の訴えには「ほんまにその通り」の声が上がりました。

 井上候補は、命を押しつぶす軍事費を削って、暮らし、子育て、命を守るためにこそ使うべきだと述べ、「だからこそ負けるわけにはいかない選挙。何としても比例は日本共産党と広げていただきたい。倉林さんと一緒に再び国会へ押し上げて下さい」と呼び掛けました。

志位議長(左端)とともにそろい踏みで訴える、倉林、井上両候補