生誕100年記念 人間国宝 志村ふくみ展─色と言葉のつむぎおり─

10月8日(火)~11月17日(日)9時半~17時(月曜休、但し祝日の場合開館、翌日休。入場は閉館時間の30分前まで)、滋賀県立美術館 (滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1。JR琵琶湖線「瀬田 」駅より 路線バスで「文化ゾーン前」駅下車、徒歩5分 。周辺無料Pあり) TEL077・543・2111 。
国内屈指の規模を誇る同館収蔵の志村ふくみ作品と館外からの借用作品、作家ゆかりの資料など合わせて80件以上を展示し、初期から近年までの歩みをたどります。合わせて、ライフワークである「源氏物語シリーズ」や、ふくみの心のルーツであり、制作においても重要な位置を占める滋賀をテーマにした作品を紹介します。
またふくみは、20冊以上の著作を刊行しています。同展では随筆家としての活動にも注目し、染織作品や故郷、仕事への思いを語るさまざまな言葉を紹介します。
一般1200円、大高生800円、中小生600円、未就学児・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方無料。
※同時開催中の常設展も観覧可
問い合わせ TEL077・543・2111(滋賀県立美術館/8時半~17時15分) 。
【関連イベント】※最新情報は同館のホームページを要確認
●講演会「志村ふくみ―心熱く本を編む」/10月20日(日)14時半~16時、木のホール
志村ふくみの染織作品と言葉について語る対談形式の講演会
講師=志村洋子(染織家・随筆家、都機工房主宰)、三宅奈穂美(芸術書編集者・株式会社求龍堂エキスパート・エディター)
定員=150人
無料。※申込方法は調整中
●草木染め体験ワークショップ/11月10日(日)13時~16時、ワークショップルーム
協力=都機工房(志村ふくみ・志村洋子の両氏が主宰する工房)
対象=高校生以上
定員=20人
要参加費。
※要予約(抽選)
●たいけんびじゅつかん/10月26日(土)13時~15時半、ワークショップルーム
協力=都機工房(志村ふくみ・志村洋子の両氏が主宰する工房)
対象=中・小生とその保護者
定員=20人
要参加費。※保護者のみ要観覧料
※要予約(抽選)
●学芸員によるギャラリートーク/10月12日(土)・11月4日(月・振休)、11時~11時45分・14時~14時45分、展示室3
同展を担当学芸員の解説付きで鑑賞します。
定員=各回20人ほど
要観覧料。
※事前申し込み不要(当日先着)
京都労演10月例会 俳優座劇場プロデュース公演『夜の来訪者』
10月6日(日)16時半開演・10月7日(月)18時半開演、京都市呉竹文化センター(京都市伏見区京町南7丁目35-1。京阪本線・近鉄京都線「丹波橋」西口前、または市バス「板橋」下車西へ徒歩8分。Pなし)TEL075・603・2463。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
1940年、春。戦争の中で財を成した資本家・倉持家。娘の婚約者との一家団欒の場に突然訪れた、警部を自称する男は、ある女性の死を告げ、家族一人ひとりに質問を始める。和やかな応接室は一転、疑心暗鬼のるつぼに陥っていく――。
作=J・B・プリーストリィ
脚色=八木柊一郎
演出=西川信廣
出演=柴田義之・瀬戸口郁 ほか
入会金1000円、月会員一般3500円/大学生1500円/高中生1000円(翌月分前納制、3人以上のグループで)。※京都労演会員のみ鑑賞可、1回のみのチケットはありません。
入会・問い合わせTEL075・231・3730(京都労演)。
大阪コレギウム・ムジクム第42回京都公演 女声合唱団「ゆい」男声合唱団 ≪風童~Sylph~≫─千紫万紅無二の調べ─

10月6日(日)、14時半開演(14時開場)、京都府立府民ホールアルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1。地下鉄烏丸線「今出川」6番出口より南へ徒歩5分。Pなし)TEL075・441・1414。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
指揮=當間修一
ピアノ=木下牧子
合唱=女声合唱団「ゆい」、男声合唱団《風童~Sylph~》、大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団、大阪コレギウム・ムジクム合唱団、京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団、名古屋ビクトリア合唱団、東京コレギウム・ムジクム合唱団
プログラム=F. プーランク/パドヴァの聖アントニオの賛歌、 FP 172アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈りFP 142、千原英喜/女声合唱とピアノのための 詩人の墓〈第一部〉〔谷川俊太郎 詩〕、千原英喜/歌舞伎名調子による男声合唱組曲 知らざあ言って聞かせやしょう〔河竹黙阿弥・初代 並木五瓶 詞〕、木下牧子/女声合唱とピアノのための 銀の笛 みどりの月影〔島崎藤村 詩〕
一般3800円(前売り3500円)、学生2000円(前売り1800円)、高校生以下1000円(前売り800円)、障がい者と同伴者1人・60歳以上割引あり。
※全席自由
※ライブ配信あり(2500円)
※未就学児入場不可
※車椅子ご利用の方、要お知らせTEL06・6926・4755
チケット取り扱いTEL075・441・1414(京都府立府民ホールアルティ/9時~18時、休館日除く)、WEB申し込み こちら、(チケットぴあ)Pコード:276-908 ほか。
問い合わせTEL06・6926・4755(大阪コレギウム・ムジクム事務所/10時~18時、休館日除く)。
宝くじ文化公演 元気が出る!吉田正記念オーケストラコンサート
とどけよう、平和のうた!

10月6日(日)13時半開演(13時開場)、京都生涯学習総合センター(京都アスニー)4Fホール(京都市中京区丸太町通七本松西入ル。市バス「丸太町七本松」または「京都アスニー前」下車。有料Pあり)TEL075・812・7222。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
出演=京都ひまわり合唱団YOmix(合唱)、ひがひでこ(朗読)、玉城忍(三線)、清水翔之(尺八)、itaru(津軽三味線)、明明楽団(スペシャルゲスト)、モカシンノイズ〔川口真由美・カオリンズ〕(平和ソング)
会場展示|中川みを子・佐拍六盛
一般2000円、学生・障がい者1000円、高校生以下・障がい者付添人500円、未就学児無料。
問い合わせTEL090・3848・5041(八田)。
第35回廣田鑑賞会能「花月」「山姥」
第4回 七町寄席

10月6日(日)13時開演(12時半開場)、修学院七町会館(京都市左京区修学院仏者町3-5。叡山電車「修学院」より徒歩10分。自転車、バイクの無料P有、車は周辺コインパーキング有)。
出演=笑福亭鶴二、笑福亭笑有
一般席(小学生以上)1000円、椅子席1200円。
※全席自由
※定員100人
※椅子席は30席限定
※申し込み先着順
申し込み・問い合わせTEL080・3854・0428(中島/11時~16時)。
(ラ)オルド × ローン with マルセイユ国立バレエ団『ルーム・ウィズ・ア・ヴュー』

10月5日(土)・10月6日(日)、18時開演、ロームシアター京都サウスホール(京都市左京区岡崎最勝寺町13。市バス「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ。Pなし)TEL075・771・6051。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい
集団は熱狂し、衝突し
未来を問う共同戦線へ躍り出る
現代のカルチャーを貪欲に取り込みながら「ポストインターネットダンス」を追求する(ラ)オルドには、マドンナ、スパイク・ジョーンズ、バーバリーといった各界のビッグネームやブランドからコラボレーションのラブコールが尽きない。異なる得意分野をもつ3人によって構成されるこのアーティスト・コレクティブは、フランスのエレクトロニック・ミュージックの第一人者であるローンとのコラボレーションにより、自らが芸術監督をつとめるマルセイユ国立バレエ団と共に、終末的な風景からの解放を謳いあげる『ルーム・ウィズ・ア・ヴュー』を完成させた。
舞台は大理石の採石場。その一角をくり抜いた白い部屋でいまや最高潮を迎えようとしているレイブパーティーの場面で本作は幕を開ける。享楽的な時間が終わると、若者たちが抱える鬱屈は暴力となって噴き出し、カップルたちは自暴自棄のように互いを傷つけあってしまう。荒廃のさなかに立ち尽くす彼らは、連帯と抵抗の身ぶりを少しずつ獲得していく――。
マルセイユ国立バレエ団の11カ国19人のダンサーたちからほとばしる圧倒的なエネルギーと、彼らと全編にわたって並走するローンの音楽が分かちがたく融合する。その先に(ラ)オルドが示す希望の姿とは。
一般前売り5500円、ユース(25歳以下)・学生3000円、高校生以下1000円、ペア前売り10500円。
※12歳以上推奨(刺激の強い描写が一部含まれます)
※全席指定
※10月5日の回託児あり〔要予約、公演7日前締め切り〕
※10月6日の回、ポスト・パフォーマンス・トークあり
チケット取り扱いTEL075・746・3201(ロームシアター京都チケットカウンター/10時~17時[無休。臨時休館日等により変更の場合あり])ほか。
問い合わせTEL075・213・5839(京都国際舞台芸術祭実行委員会 事務局/7月〔平日11時~17時〕、8月〔月~土11時~19時〕)。
【関連イベント】
ワークショップ/10月4日(金)11時~13時、京都芸術センターフリースペース
ファシリテーター=ナタン・ゴンベール、佐藤亜耶
1000円。
※要予約
柳亭こみち独演会~落語ときどき唄・踊り~
アレッサンドロ・シャッローニ『ラストダンスは私に』(KEX2024)

10月5日(土)・10月6日(日)、16時、京都芸術センター講堂(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」、阪急京都線「烏丸」より徒歩5分。Pなし)。TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
ダンスにおけるこれまでの功績を評価され、ヴェネツィア・ビエンナーレの金獅子功労賞を受賞したアレッサンドロ・シャッローニが出会った時にはすでに、そのダンスは消滅の危機に瀕していた。
公の場で未婚の男女が共に踊ることを許されなかった1900年代初頭のボローニャで、男性のみによって踊られはじめたポルカ・キナータ。女性にアピールするべく回転の速さがこぞって競われたアクロバティックなそのダンスは、時代が下るにつれ男女のダンスが許容されていったことと難易度の高さがあいまって徐々に廃れていった。オンラインに投稿された動画をきっかけにシャッローニがリサーチを始めた時点での踊り手は、わずか数名だったという。シャッローニはこの失われつつあるダンスに魅入られ、パフォーマンスとワークショップからなるポルカ・キナータ復活に向けてのプロジェクトを開始した。
2人のダンサーは、膝を曲げ、腰を落とし、見つめ合ったまま回転する。互いの腕をつかむ力が少しでもゆるんだら倒れ込んでしまうに違いない、というスリルとは裏腹に、わたしたちはダンサーたちの笑みを見る。つまり、相手を信じ、自らの体重を委ね、踊ることの喜びを。
一般前売り2000円、ユース(25歳以下)・学生1500円、高校生以下1000円、ペア前売り3500円。
※全席自由
※開演後は途中入場不可
※10月6日の回、ポスト・パフォーマンス・トークあり。託児あり〔要予約、公演7日前締め切り〕
チケット取り扱いTEL075・746・3201(ロームシアター京都チケットカウンター/10時~17時[無休。臨時休館日等により変更の場合あり])。
問い合わせTEL075・213・5839(京都国際舞台芸術祭実行委員会 事務局/7月〔平日11時~17時〕、8月〔月~土11時~19時〕)。



