齋藤 まゆ個展「記号/Sign」

9月12日(金)~9月20日(土)11時~18時(最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー (京都市中京区一之舟入町375 SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」直結、ゼスト御池16番出口より徒歩3分)TEL075・585・5696。
齋藤まゆは、九谷焼の伝統技法をベースにしながら、素材や用途にとらわれず、造形作品としての陶芸を追求してきました。
同展では“うつわ”の枠を超え、立体・彫刻的な作品も交えながら、「記号 / Sign」というテーマのもとに構成された新作群を発表します。テーマに即したアートピースに加え、茶器や酒器などのうつわ作品も展示予定。
今回の個展タイトル「記号 / Sign」は、それ自身が意味を持つのではなく、それを解釈することによって意味が立ち上がる——という考えに基づいています。言い換えれば、「記号」とは、それ自体ではなく、読み手の感性や解釈によって成立する“意味の媒体”です。
齋藤は同展で、陶芸作品を“焼きもの”としてだけではなく、ひとつの造形物として見てほしいという願いを込めて「記号 / Sign」という言葉を選びました。絵画や彫刻のように、純粋に「人の手によって生まれたかたち」として作品に向き合ったとき、鑑賞者はどのように受け取り、何を見出すのでしょうか。
何かが固定された意味にとどまらず、見る人それぞれの文化的背景、環境、経験によって異なる意味を帯びることや、一つの作品が、見る人によって多様な解釈を生み出すこと。それは現代社会における価値観の多様性や複雑さ、そしてその中にある対話の可能性をも映し出すのかもしれません。
マルセル・デュシャンの《泉》のように、目の前にある造形物に「記号 / Sign」という言葉が与えられたとき、私たちは何を見て、どんな意味を見出すのでしょうか。その答えは、見る人それぞれの中にあります。
作家にとって制作とは、「素材と自分との対話」であり、自分の心と身体を使ってかたちを生み出す行為です。その表出されたかたちが、鑑賞者の内側に響くものであればと願いながら、日々制作に向き合っています。
展示されるのは、大小さまざまな作品群です。どの作品にも優劣をつけず、すべてと誠実に向き合って生み出してきたと作家は語ります。ギャラリー空間にそれらが並ぶことで、作家自身の姿や、ひとりの人間としての像が浮かび上がるような展示になるでしょう。
鑑賞者はそれぞれの作品と一対一で向き合い、何を感じ、どんな意味を見出すのか。齋藤まゆの「記号 / Sign」は、陶というメディアを通して、私たち自身の感受性と想像力を静かに問いかけます。
同展が、作品と向き合うことでご自身の内面と対話するような時間となりましたら幸いです。ぜひご高覧ください。 桃青京都ギャラリー
問い合わせinfo[at]gallerytosei.com(桃青京都ギャラリー)。
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2025/09/12/post-88621.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2025/08/20250912-01.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2025/08/20250912-01-150x150.jpg画廊・ギャラリー9月12日(金)~9月20日(土)11時~18時(最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー (京都市中京区一之舟入町375 SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」直結、ゼスト御池16番出口より徒歩3分)TEL075・585・5696。 齋藤まゆは、九谷焼の伝統技法をベースにしながら、素材や用途にとらわれず、造形作品としての陶芸を追求してきました。 同展では“うつわ”の枠を超え、立体・彫刻的な作品も交えながら、「記号 / Sign」というテーマのもとに構成された新作群を発表します。テーマに即したアートピースに加え、茶器や酒器などのうつわ作品も展示予定。 今回の個展タイトル「記号 / Sign」は、それ自身が意味を持つのではなく、それを解釈することによって意味が立ち上がる——という考えに基づいています。言い換えれば、「記号」とは、それ自体ではなく、読み手の感性や解釈によって成立する“意味の媒体”です。 齋藤は同展で、陶芸作品を“焼きもの”としてだけではなく、ひとつの造形物として見てほしいという願いを込めて「記号 / Sign」という言葉を選びました。絵画や彫刻のように、純粋に「人の手によって生まれたかたち」として作品に向き合ったとき、鑑賞者はどのように受け取り、何を見出すのでしょうか。 何かが固定された意味にとどまらず、見る人それぞれの文化的背景、環境、経験によって異なる意味を帯びることや、一つの作品が、見る人によって多様な解釈を生み出すこと。それは現代社会における価値観の多様性や複雑さ、そしてその中にある対話の可能性をも映し出すのかもしれません。 マルセル・デュシャンの《泉》のように、目の前にある造形物に「記号 / Sign」という言葉が与えられたとき、私たちは何を見て、どんな意味を見出すのでしょうか。その答えは、見る人それぞれの中にあります。 作家にとって制作とは、「素材と自分との対話」であり、自分の心と身体を使ってかたちを生み出す行為です。その表出されたかたちが、鑑賞者の内側に響くものであればと願いながら、日々制作に向き合っています。 展示されるのは、大小さまざまな作品群です。どの作品にも優劣をつけず、すべてと誠実に向き合って生み出してきたと作家は語ります。ギャラリー空間にそれらが並ぶことで、作家自身の姿や、ひとりの人間としての像が浮かび上がるような展示になるでしょう。 鑑賞者はそれぞれの作品と一対一で向き合い、何を感じ、どんな意味を見出すのか。齋藤まゆの「記号 / Sign」は、陶というメディアを通して、私たち自身の感受性と想像力を静かに問いかけます。 同展が、作品と向き合うことでご自身の内面と対話するような時間となりましたら幸いです。ぜひご高覧ください。 桃青京都ギャラリー 問い合わせinfogallerytosei.com(桃青京都ギャラリー)。kyomin-minpo seinen@kyoto-minpo.comAdministrator京都イベントなびスポンサーリンク