ROOTS:櫻澤克征展 2月5日(火)~2月10日(日)11時~19時(最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
 現在、京都造形芸術大学 美術工芸学科 陶芸コース4回生に在籍する櫻澤克征(さくらざわ・よしまさ / 東京・1989~)による個展として、器や蓋物を中心にこれまでにつくりためた約200点の作品を展示するとともに、陶芸をはじめてからこれまでの自身のルーツを辿る展覧会です。
 櫻澤はこれまでに器・水差し・茶入れ・香合などの茶道具を思わせるものから、花器や皿・鉢・壺、オブジェまで、陶による幅広い作品を手と土のおもむくままに制作しています。とりわけ近年では「蓋物」を中心に、茶道具ともオブジェとも呼べる作品を精力的に制作しており、それらはいわゆる「器・容れ物」として作陶や釉薬の美しさを示すとともに、趣向を凝らされたユーモラスな「オブジェ」としての造形の楽しさをも伝えます。
 「自分が生まれてから今に至るまでの自分自身を探り、他者とのコミュニケーションの中で陶芸の楽しさや、陶芸の美観を自他ともに再発見できれば」と言うように、その作品には櫻澤の興味対象(素朴なもの、原始的なもの、建築的なもの、幾何学的なもの)から発想を得たものや、あるいは日常生活の中での小さな発見が造形として集約されているかのようです。それらを現在、「stone」(石ころの蓋物)、「the zoo」(動物の蓋物)、「town」(茶器としての小さい蓋物)、「city」(幾何学的な建築的なオブジェなど)の4つに大別しながら、それぞれにユニークな試行錯誤を重ねています。
 櫻澤の新作・旧作を取り混ぜたおよそ200点の作品を展示する本展では、その柔軟で変容性を持った作品の魅力に触れていただくとともに、陶の持つ自由な表現の魅力をも感じていただけるのではないでしょうか。(ギャラリー・パルク)
 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20130205-06-thumb-200x150-22889.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20130205-06-thumb-200x150-22889-150x150.jpgkyomin-minpo画廊・ギャラリー 2月5日(火)~2月10日(日)11時~19時(最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。  現在、京都造形芸術大学 美術工芸学科 陶芸コース4回生に在籍する櫻澤克征(さくらざわ・よしまさ / 東京・1989~)による個展として、器や蓋物を中心にこれまでにつくりためた約200点の作品を展示するとともに、陶芸をはじめてからこれまでの自身のルーツを辿る展覧会です。  櫻澤はこれまでに器・水差し・茶入れ・香合などの茶道具を思わせるものから、花器や皿・鉢・壺、オブジェまで、陶による幅広い作品を手と土のおもむくままに制作しています。とりわけ近年では「蓋物」を中心に、茶道具ともオブジェとも呼べる作品を精力的に制作しており、それらはいわゆる「器・容れ物」として作陶や釉薬の美しさを示すとともに、趣向を凝らされたユーモラスな「オブジェ」としての造形の楽しさをも伝えます。  「自分が生まれてから今に至るまでの自分自身を探り、他者とのコミュニケーションの中で陶芸の楽しさや、陶芸の美観を自他ともに再発見できれば」と言うように、その作品には櫻澤の興味対象(素朴なもの、原始的なもの、建築的なもの、幾何学的なもの)から発想を得たものや、あるいは日常生活の中での小さな発見が造形として集約されているかのようです。それらを現在、「stone」(石ころの蓋物)、「the zoo」(動物の蓋物)、「town」(茶器としての小さい蓋物)、「city」(幾何学的な建築的なオブジェなど)の4つに大別しながら、それぞれにユニークな試行錯誤を重ねています。  櫻澤の新作・旧作を取り混ぜたおよそ200点の作品を展示する本展では、その柔軟で変容性を持った作品の魅力に触れていただくとともに、陶の持つ自由な表現の魅力をも感じていただけるのではないでしょうか。(ギャラリー・パルク)  問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ