7月19日(木)15時~17時、京都大学稲盛財団記念館3F中会議室(京都市左京区吉田下阿達町46。京阪鴨東線「神宮丸太町」より北へ徒歩約5分、または京都バス「荒神橋」下車すぐ)。
 南部アフリカの植物相とバイオームは多様です。南部アフリカのフロラの成り立ちは世界の平均的フロラ構成と著しく異なり、また固有種が極めて多い(80%)ことが特徴です。フロラが独自の生い立ちを経て発達したことがわかります。ケープ植物界は世界最小の植物界で、面積に対して種類数が極めて多く、1科あたりの属数は他の南部アフリカ地域とほぼ同じで属数が多いとはいえませんが、1科あたりの種類数は断トツに多く、比較的新しく種レベルでの分化が進行したといえます。ナミビアのサバンナ植生の分布境界は降水では決まらず、土地条件と優占種の分布が関与しており、南部アフリカでは冬季降水量がバイオームの違いをもたらしています。
 講師=沖津進(千葉大学園芸学部教授)。
 無料。※申込不要
 問い合わせTEL075・753・7803/FAX075・753・7831(京都大学アフリカ地域研究資料センター)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpoイベント 7月19日(木)15時~17時、京都大学稲盛財団記念館3F中会議室(京都市左京区吉田下阿達町46。京阪鴨東線「神宮丸太町」より北へ徒歩約5分、または京都バス「荒神橋」下車すぐ)。  南部アフリカの植物相とバイオームは多様です。南部アフリカのフロラの成り立ちは世界の平均的フロラ構成と著しく異なり、また固有種が極めて多い(80%)ことが特徴です。フロラが独自の生い立ちを経て発達したことがわかります。ケープ植物界は世界最小の植物界で、面積に対して種類数が極めて多く、1科あたりの属数は他の南部アフリカ地域とほぼ同じで属数が多いとはいえませんが、1科あたりの種類数は断トツに多く、比較的新しく種レベルでの分化が進行したといえます。ナミビアのサバンナ植生の分布境界は降水では決まらず、土地条件と優占種の分布が関与しており、南部アフリカでは冬季降水量がバイオームの違いをもたらしています。  講師=沖津進(千葉大学園芸学部教授)。  無料。※申込不要  問い合わせTEL075・753・7803/FAX075・753・7831(京都大学アフリカ地域研究資料センター)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ