11月19日(土)13時開演(12時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。

  • 第七景「蝉丸」深野貴彦
  • 第八景「善界~黒頭」浦部幸裕
  • 対談「日觸詣と近江八幡」玉岡かおる・片山九郎右衛門

 一般4500円(前売り4000円)、学生2000円。全席自由。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。


蝉丸(せみまる)
 帝の命により清貫は蝉丸を捨てるため、逢坂山に伴う。蝉丸は醍醐天皇の第四皇子として生まれたが、盲目の身であった。帝の無慈悲を嘆く清貫に、蝉丸は前世の罪業を消滅させ後の世に果報を得るようにとの御慈悲なのだ、と言い聞かせる。清貫は帝の命令通り、蝉丸を剃髪させ蓑と笠と杖を置いて帰る。気丈に自分の心を保とうとした蝉丸であったが、一人になると琵琶を抱き杖を持って泣き伏す。そこへ博雅の三位が来て、蝉丸を慰め藁屋を作り中に入れて帰ってゆく。…
善界(ぜがい)
 唐土の天狗の首領善界坊は、すでに本国では慢心の者達を天狗の道に誘いこんでしまったので、次は日本の仏法を妨げようと考え、山伏姿となって愛宕山の太郎坊という天狗を訪ねて来る。太郎坊は善界坊の本心を聞き、同意をして、まず比叡山の様子をうかがうことになる。しかし不動明王は悪魔を祓う威力を持っているので不安にもするが、二人の天狗は比叡山へと出かけて行く。…

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpo伝統京都観世会館 11月19日(土)13時開演(12時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。 第七景「蝉丸」深野貴彦 第八景「善界~黒頭」浦部幸裕 対談「日觸詣と近江八幡」玉岡かおる・片山九郎右衛門  一般4500円(前売り4000円)、学生2000円。全席自由。  チケット取り扱い・問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。 蝉丸(せみまる)  帝の命により清貫は蝉丸を捨てるため、逢坂山に伴う。蝉丸は醍醐天皇の第四皇子として生まれたが、盲目の身であった。帝の無慈悲を嘆く清貫に、蝉丸は前世の罪業を消滅させ後の世に果報を得るようにとの御慈悲なのだ、と言い聞かせる。清貫は帝の命令通り、蝉丸を剃髪させ蓑と笠と杖を置いて帰る。気丈に自分の心を保とうとした蝉丸であったが、一人になると琵琶を抱き杖を持って泣き伏す。そこへ博雅の三位が来て、蝉丸を慰め藁屋を作り中に入れて帰ってゆく。… 善界(ぜがい)  唐土の天狗の首領善界坊は、すでに本国では慢心の者達を天狗の道に誘いこんでしまったので、次は日本の仏法を妨げようと考え、山伏姿となって愛宕山の太郎坊という天狗を訪ねて来る。太郎坊は善界坊の本心を聞き、同意をして、まず比叡山の様子をうかがうことになる。しかし不動明王は悪魔を祓う威力を持っているので不安にもするが、二人の天狗は比叡山へと出かけて行く。…京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ