街頭宣伝に駆け付け、訴える藤井伸生氏(右端)=2月12日、府庁前

 「北陸新幹線延伸計画の環境アセスメントの一旦停止を求める会」は2月12日、京都府庁前(京都市上京区)で、知事が北陸新幹線延伸計画の中止を表明することを求め、街頭宣伝を行いました。府知事選に立候補表明している藤井伸生・京都華頂大学名誉教授が駆け付け、訴えも行いました。

 同会の榊原義道さんは、地下水の枯渇などの懸念から延伸計画反対の声が広がるもと、与党PTで8ルートの検討が始まっているとし、「延伸ではなく、サンダーバード復活や地域交通の利便性の向上などを行うべき。知事は計画は容認できないと表明すべき」と述べました。

 藤井氏は、延伸工事に伴う府の財政負担は6000億円とも試算されているとし、「こんな計画はきっぱり止めるべき。サンダーバード延伸など地域交通の整備こそ必要です」と述べました。

 日本共産党の光永敦彦府議は、福井選出の自民党・稲田朋美衆院議員が8日の当選直後に「『小浜・京都ルート』で決め、早く認可、着工を」と述べたことを紹介し、「決めるのは政治家でなく、府民の意思だ。その判断の一つの場が今度の知事選。ぜひ延伸中止の意思を藤井さんに託してほしい」と呼びかけました。

 同会は、府へ申し入れを実施。知事として延伸計画は容認できないことを表明することや、バスや在来線など地域の足の充実・強化を強力に進めることなどを要求しています。