平田牧師

 高市首相が解散に追い込まれた理由の一つは、自民党と統一協会との癒着について、新たな問題が明るみになってきたことが挙げられると思います。

 韓国の統一協会による尹前政権に対する政界工作の捜査の中で、韓国の統一協会幹部から韓鶴子総裁への報告文書「TM(トゥルー・マザー)特別報告」の内容が明らかになってきました。

 昨年末には、報告文書の中に、日本の統一協会会長(当時)による報告文書も含まれ、自民党議員への応援や、高市氏への期待、高市氏の側近と統一協会との関係などが書かれていることも次々判明してきました。

 予算委員会で、この問題が追及されれば、内閣支持率の低下は必至。支持率が高いうちに解散に踏み切らざるを得なかったのでしょう。

 統一協会は困っている人々に霊感商法でつぼや印鑑などを法外な価格で売りつけ、家庭崩壊に追い込むなど、人々を救済するはずの宗教とは無縁の反社会的組織です。なぜそんな団体と自民党は関係を持ってきたのでしょうか。

臆することなく一貫して追及 共産党に期待

 自民党は利用したつもりかもしれませんが、選択的夫婦別姓やジェンダー平等の政策が進まないなど、統一協会に逆に利用され、日本の政治がゆがめられてきました。

 自民党は、東京地裁が統一協会に対して解散命令を出したことで、幕引きを図ろうとしたのかもしれませんが、これまでの関係を徹底的に明らかにし、関係を遮断する必要があります。

 統一協会の問題を臆することなく一貫して追及してきた日本共産党に期待したいと思います。