「市民の暮らし良くする市政に転換」城陽市長選 成清義之氏が立候補表明 「みんなの城陽」擁立/8月31日告示、9月7日投票

8月31日告示、9月7日投票で行われる城陽市長選で、労組や市民団体、個人で構成する「みんなで変えよう いのち・くらし・防災 城陽の会」(略称=みんなの城陽)は、成清義之(なりきよ・よしゆき)氏(70)を候補者として擁立することを発表しました。市長選で、住民の願いに耳を傾ける市政への転換をめざします。
城陽市役所内で8日、「みんなの城陽」の代表世話人や構成団体の代表らとともに記者会見を行った成清氏は、同団体が実施した市民アンケートに1000通を超える回答が寄せられ、物価高騰に対する生活支援をはじめ、地下水80%の水道を守る願い、教育予算の増額など、暮らしの窮状や要求が多数寄せられたことを紹介。新名神高速道路の側道建設費(146億円)など大型開発事業一辺倒の現市政を批判し、「税金の使い道をあらためて、暮らしを良くしてほしいという市民の願いを実現する市政に転換したい」と決意を語りました。
成清氏の経歴は次の通りです。
1955年、福岡県飯塚市生まれ。島根大学卒業後、京都府小学校教諭として、主に城陽市立小学校に勤務。京都府教職員組合執行委員(青年部長)、宇治久世教職員組合委員長、「みんなの城陽」事務局長など歴任。現在、「みんなの城陽」顧問。