街頭で訴える堀川候補(中央)、光永敦彦府議、冨樫豊京都市議ら(4月15日、左京区・百万遍)

 日本共産党京都府委員会は「学費ゼロプロジェクト」として、堀川あきこ衆院近畿比例候補(京都2区重複)を先頭に、学費半額、奨学金返済半額免除などを求める国会請願署名の提出を目指して各地で行動を進めています。15日には左京区の百万遍で、同党の光永敦彦府議、冨樫豊京都市議らとともに、京都大学生らと対話しました。

 堀川さんは、日本共産党の緊急提言として、▽国公立・私立大学、専門学校もただちに学費半額、入学金ゼロ▽奨学金利用者の約半分にあたる75万人分の給付奨学金をつくる▽奨学金の返済を半分にカット、の3本柱を紹介。その財源として、大企業と富裕層への優遇を改めて2兆円、防衛費を倍増させる計画を撤回させて奨学金返済の軽減に使うと表明。「財界・大企業、アメリカに堂々とものが言える日本共産党だからできるんです。新入生や在学生の皆さん、学費引き下げへ一緒に声をあげましょう」と呼びかけました。

 北海道から京都大学農学部に入学した学生(18)は、「学費は親が払いますが、家も大変だから少しでも安くなったらうれしい」とサイン。これから生活費として有利子の奨学金を毎月5万円借りると言い「アルバイトも考えています。卒業後ちゃんと返せるかは不安」と話しました。

 哲学科の4回生(22)は自宅生です。日本共産党の政策には共感すると署名。「共産党は寄り添ってくれている気がする。学費はほんまにヨーロッパ並みにしてほしい。共産党もっと頑張って」とエール。教育学を学ぶ大学院生(22)からは、研究費の増額要求も託されました。

 2人の子どもを大学に出した女性(67)は生活費を切り詰めて、何とか学費を捻出したと述べ「日本の学費は高すぎる。共産党のいうことは正論だと思う。頑張ってほしい」と期待を語りました。