「横一線」の大激戦・大接戦となっている京都市長選(4日投票)で、「つなぐ京都2024」の福山和人候補は1日、北区のイオンモール北大路前で大学生、立憲サポーターとともに訴えました。応援のクラクションを鳴らす車や市バスから手を振る人、「福山さんに入れてきた。応援したいからチラシが欲しい」と宣伝に声を掛けてきたタクシー運転手もいました。

 大学生は奨学金を利用し、毎年100万円の借金が積み上がって行くことに不安を覚えているといい、「こんな社会でいいのかだろうかと思う。京都市に給付型奨学金をつくると公約する福山さんを応援したい」と訴えました。

 福山候補は、弁護士として、奨学金返済が滞ったことが原因で家族がばらばらになった案件を担当したことを紹介し、「同様の事例は他にもあり、相談を受けるたびにもとから変えなあかん、その思いを強くしてきました。返済不要の京都市版給付型奨学金を創設しようやありませんか」と呼び掛けると聴衆から大きな拍手が起こりました。

 兵庫県・明石市が子育て支援の予算を倍化したことで、人口が増え、税収が増え、市の借金が減ったことをあげ、「明石市にできることは京都市でもできます。やろうやないですか。市民の税金はハコモノでなく、市民の暮らし、子育てを全力応援するためにこそ使いましょう。皆さん、投票日まであと3日、皆さんの力を貸してほしい。市民の税金は市民のために使う、当たり前の市政に変えようやありませんか」と力を込めました。