大激戦となっている京都市長選挙(2月4日投票)で、現職後継の松井孝治(自民、立民、公明、国民推薦)陣営が執拗な反共攻撃を繰り返しています。「つなぐ京都2024」の福山和人候補を支援する日本共産党京都府委員会は1月31日、京都市中京区の府委員会内で会見を開き、声明「『政治を変えたい』市民と手をつなぎ福山市長実現に力を尽くす」を発表しました。

 声明では、過去の選挙で繰り返されてきた、事実を歪める反共攻撃がこの選挙でも持ち出されているとし、「現職後継陣営の今回の反共攻撃は、選挙に参画する市民と日本共産党の共同を分断するもの」と指摘。カネの力で政治をゆがめる自らの悪政を覆い隠し、市民の切実な願いを抑え込む企みだとし、「『つなぐ京都2024』に結集された皆さんと力を合わせて、福山市長実現に力を尽くすことをあらためて表明します」としています。

 渡辺和俊府委員長は会見で、京都のこの間の首長選挙では、長年、環境や原発問題などの市民運動に関わってきた人たちなど幅広い市民が立場の違いを超えて「つなぐ京都」に合流し、福山候補がその先頭に立ってきたと強調。「共産党は何でも反対」という攻撃に対し、かつての府知事選で知事が「絵に描いた餅」と攻撃した「子どもの医療費助成制度」は、市民の運動と日本共産党の議会論戦で前進させてきたことを紹介。「反共攻撃は、福山候補の人柄、政策が急速に浸透しつつあることの証しだ。反共攻撃を振り払い、市民との共同を強めて必ず勝利したい」と語りました。