金権腐敗と無縁の日本共産党と市民の共同候補、福山候補の勝利が金権腐敗政治断つ力

 「戦後最悪の金権腐敗事件」とも指摘されている、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題は岸田政権と自民党を直撃しています。繰り返される「政治とカネ」の問題についても、「京都」紙上討論会(12月22日付)で議論になりました。金券腐敗・自民党丸抱えの候補や「第2自民党」を自負する日本維新の会言いなりの候補が、回答を避ける中、金権腐敗と無縁の日本共産党と市民の共同候補、「つなぐ京都2024」の福山和人候補だけが金権腐敗政治を終わらせる力があることが明らかとなりました。

 福山候補は、「裏金疑惑が浮上している政党から推薦を得たり、かつて所属をしていた人もいる。有権者に説明をすべきではないか」と他候補に迫りました。

 これに対して、松井孝治氏=自民、公明、立民推薦=は「自治体の首長がどうこういう話ではない」と述べました。しかし、自民党をめぐっては、派閥パーティー収入不正・裏金疑惑に加えて、自民党京都府連には、国政選挙前に候補者から集めた資金を地方議員らに配ったとされる「マネーロンダリング」疑惑もあり、有権者への明確な説明を求められるはずです。

 村山祥栄氏=維新、国民府連、京都党推薦=も「答えたくない」と回答を拒否。本紙2023年12月24日付は、村山氏自身が前回の市長選(20年2月)直前の約1カ月半に、計7回の政治資金パーティーを開催し、収益率は96%にも上っていることを報じています。

 元自民府議の二之湯真士氏=は「(パーティー券の)ノルマを超えた分のキックバックは裏金と違う。府連から交付された分は収支報告書に全て記載していた」として、問題ないとしました。しかし、パーティー券の大半は企業・団体が購入しており、形を変えた企業・団体献金となっているのが実態です。記載すれば問題ないどころか、金権・腐敗の温床となっている事態を容認することになります。

 4候補のうち福山候補だけが、金権腐敗とも無縁の日本共産党の支援を受ける市民の共同候補で、福山候補の勝利は、金権腐敗政治を終わらせる力になることは明らかです。