記者会見で決意を語る倉林副委員長

 2025年の参院選京都選挙区(改選数2)について、日本共産党京都府委員会は10月14日、現職の倉林明子副委員長・参院議員を擁立し3期目の当選を目指すと発表しました。倉林氏は、同党府委員会(京都市中京区)で記者会見し、決意表明しました。

 倉林氏は、岸田政権が安倍政権でもできなかった憲法改悪とともに、軍事費2倍化の道に突き進もうとしていることに対し、対決していく決意を表明。早期の出馬表明の理由について、「国会に行って、一番頼りになるのは情報を持ち、困りごとを現場でつかんでいる地方議員。統一地方選と中間選挙での力になりたい。再来年(2024年)の京都市長選で、暮らし、福祉の向上に専念する市政に転換することが私としても悲願。一体にたたかっていくという構え、決意を込めて出馬を発表した」と述べました。

 その上で、参院選について、「京都選挙区で共産党の1議席、絶対に無くすわけにはいかない。容易なたたかいではなく、3期目だが『挑戦の選挙』という決意で臨みたい」と力を込めました。

 倉林氏の略歴 福島県耶麻郡西会津町生まれ。看護師を経て、京都府議1期、京都市議5期。2013年の参院選京都選挙区で初当選し、19年に同選挙区で再選し、2期目。現在、参院厚生労働委員会委員、参院行政監視委員会理事、参院消費者問題特別委員会委員。党副委員長、党中央委員会ジェンダー平等委員会責任者。