「一日でも早く戦争を終わらせましょう」「ウクライナに人道支援のカンパをお願いします」—長岡京市の阪急「長岡天神」駅前で5月17日、女性4人が肉声で呼びかけました。

 3月初旬から隔日でスタートし、中旬から毎週火曜の夕方に取り組んでいる「ロシアのウクライナ侵略への抗議スタンディング」です。

 「戦争反対の意思を、地域でも発信できないか」と思い立った南ゆかりさん(57)の声かけに応じて、有志で始めたもの。南さんは2月27日、「ピースウオーク京都」が呼びかけた、戦争を止めるためのキャンドルビジル(三条大橋)に娘の誘いで一緒に参加したことがきっかけになったと言います。

 青と黄のタオルをつなげてウクライナ国旗に見立てた仲間の手作りグッズや、「今こそ憲法九条の日本の出番だ」とのメッセージを掲げて、駅利用者にアピールしました。

 3月末から呼びかけに加えた「ウクライナ人道支援カンパ」は、自動販売機でジュースを買うため取り出したお金を寄せた人がいたり、小学生や高校生も応じてくれ、3万4940円(5月17日現在)集まりました。日本ユーラシア協会京都府連合合会を通じて、国連UNHCR、日本ユニセフ協会、日本赤十字に送り、現地に届けます。

 次回、24日(火)に行動(午後5時半~6時半)し、以降は、活動スタイルを検討することにしています。