府知事選(4月10日投開票)終盤となった7日、「つなぐ京都2022」のかじかわ憲候補は、京都市内各地で街頭宣伝を行い、大型開発優先の府政からいのちと暮らしを守る府政への転換を訴えました。

 かじかわ候補は、京都市北区の北野白梅町交差点で、「北陸新幹線延伸問題が大争点になってきました。延伸をストップし、保健所を地域に再建し、いのちを守る府政をつくろう」と呼びかけると大きな拍手に包まれました。

 北陸新幹線延伸によって、大量の残土による環境汚染、住宅の直下をトンネルが通過することの事故の危険性、地下水の枯渇などの影響などが懸念されていると解説。「こんな事業をやっている場合ではない。コロナの『第7波』が始まっていると報道されています。コロナ対策といのちを守る施策に全力をあげます」と述べ、保健所の再建、子供の医療費の無料化を中学校卒業まで拡充、マル老の再開、中学校給食の拡充と無償化などの政策を示しました。

 さらに現知事は550億円を投入して植物園を壊す「北山エリア」の開発を狙っていることなどを告発し、「大型開発をやめ、いのちを守る。1円もムダ遣いをしない府政を実現します」と訴えました。

 府議補選京都市北区選挙(欠員1)で奮闘する、日本共産党の福田ようすけ候補は、この間聞き取ってきたシングルマザーや保育士の厳しい生活実態を述べながら、「苦しむ府民の声に寄り添う政治に変えたい。いのちと暮らしを守るかじかわさんを知事に押し上げ、私が与党の府議としてかじかわさんを支えるたい。全力をあげます」と訴えました。