日本共産党与謝地区委員会は2月20日、府知事選と同日(4月10日投票)で行われる与謝野町議選(4月5日告示)での現有3議席確保を目指し、決起集会をオンラインで開催。高岡のぶあき、永島ひろみ、野村しょうはちの予定候補3氏が決意表明し、倉林明子副委員長・参院議員が町議選と知事選、7月の参院選での勝利を訴えました。

 議員団長の高岡氏は、現町政の問題点として、8400人分の署名が集まるなど反対運動が広がった野田川地域での公共施設統廃合計画(現在、計画は白紙化)をはじめ、町民の声を聞かない強引な町政運営を批判し、「町民の意見をよく聞き、その声が届く町づくりを目指す」と訴えました。

 永島氏は、町議団の実績について、請願全件で紹介議員となり、住民の声を議会に届けてきたと報告。また、計15件の議案否決と予算案の修正・削徐の内、3件を提案し14件に関わるなど、町政チェック機能を果たしてきたことを示し、「引き続き3人の議員団で町政を変えるため頑張りたい」と訴えました。

 元職の野村氏は、旧野田川町議として福祉・子育てのまちづくりに取り組むとともに、与謝野町議として中小企業振興基本条例制定など町民と行政の共同の町づくりに取り組んだ経験を報告。「与謝野町を再び、町民が主人公の町にするため力を発揮したいと立候補を決意した」と述べました。

 倉林議員は、「町民の声がまっすぐ届く議会へと力を発揮してきた3人の議員団を再び実現を」と訴え。続いて国政報告を行い、岸田政権の科学に基づかないコロナ対策、敵基地攻撃能力保有に踏み込み、憲法9条改憲を正面から狙うなどの危険性を告発。9条改憲では補完勢力・日本維新の会が旗を振るもと、夏の参院選で翼賛体制を許さず、政権交代の足がかりとするための共産党躍進の意義を強調しました。府知事選に立候補を表明した梶川憲氏の必勝を訴えました。

 たけやまさいこ参院京都選挙区予定候補が決意表明。大門みきし参院議員・比例予定候補が、比例5議席獲得と京都選挙区勝利のメッセージを寄せました。 梶川憲府知事予定候補がビデオメッセージを寄せました。