森下府議(右端)、倉林参院議員(右から4人目)、たけやま参院京都選挙区予定候補(同右)らとともに訴える、かめだ予定候補(右から2人目)=1月23日、八幡市

 来年4月の統一地方選・府議選八幡市選挙区(定数2)への立候補を表明した日本共産党の、かめだ優子氏(八幡市議)が1月23日、同市男山のスーパー前で街頭宣伝を行い、かめだ氏へのバトンタッチを目指す森下由美府議、倉林明子参院議員(党副委員長)、たけやまさいこ参院京都選挙区予定候補とともに、参院選躍進、統一地方選勝利を訴えました。

 森下府議は、「八幡での大切な議席を市会議員として5期務めたかめだ優子さんにしっかりとバトンタッチできるよう頑張りたい」とあいさつ。

 かめだ予定候補は、「府に求められるのは、北陸新幹線延伸や北山エリア開発などに湯水のように税金を使うことではなく、コロナで困っている人々を支援することだ」と指摘。府が保健所を統廃合した結果、4市3町の人口42万人を管轄する山城北保健所は恒常的な保健師不足となっており、「府の責任は重大」と批判しました。

 「定数2の参院京都選挙区のたけやまさいこさんの勝利なくして、府議選の勝利はない。森下さんから議席を引き継ぐために、みなさんさんと一緒に頑張っていきたい」と決意を語りました。

 たけやま予定候補は、「中学校卒業までの医療費の無料化、中学校給食、学校の体育館のエアコン設置など市民の声を実現してきたかめださんを府会に届けて、冷たい京都府政を変えていきましょう」と呼びかけました。

 倉林議員は、「森下さんが、定数2をこじ開けて2回当選したからこそ、八幡市民の声が府会に届くようになった」とし、大阪北部地震の際に屋根瓦の崩落などの被害が多数発生した際、府に補助制度を作らせた実績などを紹介。かめださんの八幡市議としての豊富な実績をあげ、「八幡市議会、国会と結んで住民の声を実現させる力になる」と語りました。

 国会論戦では、岸田政権が国内法の適用されない米軍基地からコロナの感染爆発を招き、予防策も後手に回ってきていることや、公約に掲げていたケア労働者の賃上げも極めて限定的であること、敵基地攻撃能力を認めるために憲法改悪を進めようとしていることなど厳しく批判しました。

 たけやま、倉林両氏は、参院選比例での日本共産党の躍進、京都選挙区でたけやま予定候補の勝利、来春の府会議員選挙ではかめだ優子の勝利を訴えました。