「沖縄連帯伏見の会」と「伏見革新懇」は11月30日、京都市伏見区の大手筋商店街東詰で、玉城デニー沖縄県知事が名護市辺野古の米軍新基地設計変更を「不承認」としたことを支持し、支援する緊急宣伝を行いました。

 玉城知事は、沖縄防衛局から辺野古埋め立て変更承認の申請がされていた内容について検討し、11月25日に地盤が不安定であることや普天間飛行場の危険性の早期除去につながらないことなどを理由として「不承認」とする結論を出しました。

 米軍新基地建設に反対してきた両団体は、今回の玉城デニー知事の決断に対し「心から支持し、またいっそうの応援をする」とし、宣伝に取り組みました。

 参加者は、チラシを配布して署名を呼びかけ、横断幕などを掲げてアピール。マイクを握った参加者は、「沖縄は米軍の事件・事故などで長年苦しめられている。新基地建設は許されない。さらに予定地の大浦湾はマヨネーズ並みと指摘される軟弱地盤が広がっている。建設そのものが不可能だ」と訴えました。