説明会終了後に会場前で報告する「なからぎの森の会」のメンバーら(10月8日)

 「京都府立植物園整備計画の見直しを求める会」(通称=なからぎの森の会)などが呼びかけてきた、府立植物園の開発などの見直しを求める署名が、ネット署名などを合わせて10万人分を超えました。「なからぎの森の会」らは、8、9の両日に行われた説明会会場前で宣伝を実施し、10万人突破を報告しました。

 8日に京都学・歴彩館(京都市左京区)で行われた説明会の終了後、同会は感想交流などを行う集会を開催。鯵坂学共同代表は、「説明会では、多くのみなさんが見直してほしいと声を上げた。今後も府にタウンミーティングを開くよう求めていきたい。今日をスタートにして頑張っていこう」と呼びかけました。

 参加者からは、「専門家から批判の声が上がり運動が始まった。もっと運動を広げよう」「府の説明がコロコロ変わった。署名運動が府を追い込んでいる」などの感想が出され、さらに署名や宣伝に取り組んでいくことが確認されました。