総選挙最終日の30日、一票を争う大激戦となっている比例代表での日本共産党の躍進と、議席を争う激しい攻防となっている京都1区でのこくた恵二候補(比例重複)の勝利へ、市田忠義書記局長が京都入りし、街頭から訴えました。

 京都市北区の北大路大宮交差点で、市田氏は京都1区の情勢について、「こくたさんが自民党候補を激しく追い上げ、あと一歩のところまで迫ってきた。なんとしても京都1区からこくたさんを押し上げてほしい」と力を込めました。

 国会対策委員長を20年以上務めてきたこくた候補は、「市民と野党の共闘の立役者」だと評し、「共産党だから裏切らない。違いを認め合い、相手を尊敬し、一致点を見出す。このこくたさんがいたから野党共闘が進み、全国7割の小選挙区で自公と野党共闘の対決構図をつくり出した。こくたさんを1区から送り出し、日本の夜明けを京都から起こそう」と訴えました。

 日本共産党が、企業団体献金や、政党助成金も受け取らず、一貫して反戦平和を訴えてきた党だと紹介し、「あなたの一票で政治は変えられます。京都中で比例は日本共産党を広げに広げていただいて、近畿の共産党の議席を4議席に回復させてください」と呼びかけました。

 こくた候補は、安倍晋三元首相が強力に推し進めた、通称アベノマスクが8300万枚も余ったこと、アベノミクスで大企業が儲けを上げる一方で庶民の所得が減ったこと、モリ・カケ・桜疑惑や広島県での選挙買収事件などあげ、「多くの国民がこんな政治に怒りの声を上げています。命と暮らしを守る政治に変える選挙です。京都1区で私が勝利し、比例で日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。

 たけやま彩子近畿比例候補は、ジェンダー平等の実現、いのちと暮らしを守る政権交代を呼びかけ、比例での日本共産党の躍進を訴えました。