京都市役所前で訴える、(左から)西郷、大門の両氏、原田完府議

 総選挙(31日投票)での、日本共産党の比例での躍進、こくた恵二近畿比例・1区候補の勝利へ、市民連合「ユナイトきょうと」呼びかけ人の西郷南海子さんと、日本共産党の大門実紀史参院議員が27日、京都市内各地で街頭宣伝しました。

 京都市役所前で西郷さんは、コロナの第5波で多くの子どもや家族が自宅療養に追い込まれたことをあげ、「家庭内感染や自宅療養など、こんな怖い思いはしたくない。この原因を作ってきたのは自公政権」と強調。公立病院の削減や看護師不足、「Go To トラベル」などで感染拡大を招いた政権を批判し、「コロナ対策のためにも野党への政権交代が必要。日本共産党のホームページを見てほしい。中身のある政策がぎっしり詰まっています。京都1区はこくた恵二さんへ、比例代表は日本共産党へお願いします」と呼びかけました。

 大門氏は、「強いものが勝てばいいという新自由主義を進めてきたのが自民党政権。暮らしを守る政権に切り替えなくてはならない」と切り出し、所得が1億円を超えたら税負担率が下がるグラフを掲示。岸田首相がこのグラフを活用して富裕層への課税強化を訴えて総裁選をたたかってきたにも関わらず、首相になった途端に発言を撤回したとし、「新自由主義の先進国でも富裕層への課税強化で社会保障の立て直しを図っている。日本だけが相変わらず大企業優遇で社会保障削減の路線を続けている。政権交代で絶望の政治を切り替えよう。比例は日本共産党、京都1区はこくた恵二を押し上げてください」と呼びかけました。