総選挙の公示日(10月19日)を目前に、市民らでつくる「京都1区市民連合」が16日、1区での日本共産党のこくた恵二前衆院議員(近畿比例・京都1区候補)の勝利とともに、「立憲野党の共同で政治を変えよう」と訴え、JR二条駅前(京都市中京区)で街頭宣伝をしました。

 同市民連合のメンバーら約20人が参加。呼びかけ人の藤井悦子さんは「私たちは、政権交代が実現するよう、野党の候補者一本化を目指してきた。 1区での統一候補はこくたさんです。誰もが生きられる社会にするためにも、こくたさんの勝利を実現しよう」と呼びかけました。

岡野さん「困難を抱えている人に寄り添う政治を実現しよう」

 賛同人の岡野八代・同志社大学教授は「コロナ禍で、必死に現場を支えて頑張っている医療人やエッセンシャルワーカーに、政治にあまりに冷たく、残酷ともいえる状況だ。政治を変え、困難を抱えている人に寄り添う政治を実現しよう」と訴えました。

岡野八代さん

 こくた氏は「コロナ禍で、医療をひっ迫させるなど命を軽んじ、自営業者への営業補償もまともにせず、生業(なりわい)を大切にしない自公政治を変えよう。命を守り、暮らしを再建する政治の実現とジェンダー平等、気候危機打開のために、政権交代を実現しよう。1区の統一候補として全力を上げる」と訴えました。

 この他、同市民連合のメンバーが次々とマイクを握り、「原発ストップの政治を」「安倍・菅政治を引き継ぐ政治はもういらない。自公政治をなんとしても変えたい」などと訴えました。

こくた恵二近畿比例・京都1区候補