「宇治田原町政を刷新する会」の今西久美子候補は1月22日、すぐに始める重点公約「立場の違いをこえ、心ひとつにONE TEAM 希望ある宇治田原町をつくる『クミコプラン』」を発表しました。

 今西候補は、コロナ感染から住民の命を守り、暮らしと経営を応援することは待ったなしの課題であり、町の中枢幹部が官製談合・収賄容疑で逮捕・起訴されるという町始まって以来の不祥事が起きるなか、落胆・失望から希望の持てる宇治田原町へ刷新していくとし、「町民の暮らし最優先」の立場で、不要不急の大型事業を見直し、効率的な財政運営を行えば実現できるとしています。

 重点公約の柱は▽新型コロナ危機から命と暮らしを守る宇治田原町に▽疑惑一掃、再発防止へ▽地域活性化・宇治田原ブランドとしてお茶の振興を▽住民合意のない学校統廃合計画は白紙に▽暮らし応援―の5項目。

 コロナ対策については、▽医療機関と協力して町内に発熱外来を開設する▽町内医療機関従事者、介護・保育に従事する職員などに社会的検査として無料でPCR検査を実施する―としています。

 疑惑一掃に向けては、過去にさかのぼって一定額以上の入札、契約について徹底的に調査・検証し、途中経過も含めて公表するとしています。

 地域活性化に向けて山手線は早期完成を目指すとし、新市街地などの開発にあたり、交通渋滞・交通安全対策、農地や景観の維持、環境への負荷低減のための有効な規制を強め、住民の生活環境を守る―と表明。

 住民合意のない学校統廃合計画について、「いったん白紙に戻す」と主張しています。

 暮らし応援について、住民の要望と議会の総意で実現したにも関わらず町長が半減させた高校生の通学バス代全額補助をただちに復活するとともに、高校卒業までの医療費の無料化、敬老祝い金の維持・拡充―などを行うとしています。