現職の西谷信夫候補陣営の事務所開き・決起集会が1月24日行われましたが、官製談合・収賄事件を受け、「危機」を連呼。使い古された国、府との「パイプ」論や、「共産党(町長)になれば、山手線が実現できなくなる」などの反共攻撃で締め付けをはかっています。

 事務所開きで自民党の二之湯智参院議員は「残念な事件が起きた。町長としての責任はある」とし、“率直に詫(わ)びている”などと釈明。南部の首長や、自民党の地方議員が集まった決起集会で自民党の西田昌司参院議員(府連会長)は、「本来なら盤石の体制で選挙を迎えることが出来たはずなのに、事件があり西谷さんは非常に危機感にさいなまれている。町長が苦しんでいるときこそお力を」と訴え。「3選出来なければ当選するのは共産党。宇治田原にとって大きなマイナスになる。毎日が投票日と思って期日前投票を」とのべました。

 自民党の安藤裕衆院議員は、「(今西陣営の)ポスターが今までないぐらい張られている。ビラも全戸で配布している。まさにこちらの弱点をしっかりとついている。今回はもしかしたら勝てるのではという思いで戦いを挑んできている」と今西陣営の活動を警戒。「国と府とのパイプがあって町づくりができる。万が一、共産党の町長が誕生したら我々は、町づくりの手伝いが出来なくなる。大変」と訴えました。

 西谷候補も「議員選挙3回、町長選2回、計5回選挙をたたかってきたが、今回ほど不安できつい選挙はない。私の気持ちを汲んでほしい」と声を張り上げました。