「ごん」を語る京芸の竹橋さん
『笠置ROCK!』 ©CINEMA’s GIX
 「祇園祭」題材の朗読劇、映画『笠置ROCK!』上映も

 京都文化団体連絡協議会(京都文連)は、11月28、29の両日、きょうぶん祭り2020を開催します。コロナ禍で奮闘する所属団体を支援しようと公演、上映が取り組まれます。

 28日は午後2時から中京区のウィングス京都で、人形劇団京芸、劇団京芸、京都文連混成チーム「きょうぶん公募組」の公演や、忠やんこと山本忠生さんのアコーディオンの演奏とともに参加者が歌うミニコーナーがあります。

 人形劇団京芸は、お風呂の中での楽しい時間を演じる『おふろだいすき』、プレゼントでもらったラッパの話『こぶたのるーた』を上演。

 劇団京芸は、『「ごんぎつね」~絵巻がたり~』。いらずらぎつね「ごん」の物語をベテラン俳優・竹橋団さんが絵巻物を使いながら語ります。

 「きょうぶん公募組」は、『祇園祭はわしらの祭』と題し、コロナ禍でイベント中心・縮小されたことに思いを寄せ、語り、歌います。

 29日は笠置町で作られ、日本共産党の向出健町議も出演した映画『笠置ROCK!』を、中京区の河二ホールで上映。岩や壁面をよじのぼるボルダリングをめぐる青春もの。馬杉雅喜監督のトークもあります。上映時間は①午前10時半②午後1時③午後3時。

 2日間通し券2000円、中学生以下500円(28日のみ)。問い合わせ☎075・231・3730(事務局・京都労演内)。