自民党・杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国)の女性と性暴力被害者を蔑視する発言をめぐり、日本共産党京都府委員会のジェンダー平等委員会と女性部、同党女性後援会が共催で10月6日、杉田議員の発言撤回と謝罪、議員辞職を求める街頭宣伝を京都市中京区の河原町三条で行いました。

 同党の京都市議や女性後援会員ら約30人が参加。地坂拓晃書記長(衆院京都2区予定候補)は、杉田議員とともに自民党の責任は大きいと指摘。同党が2017年の衆院選で杉田議員を比例候補(中国ブロック)として公認し、今回の発言にも「注意」にとどめていると批判し、「これでは自民党自身が女性蔑視の体質と言われても仕方がない」と強調しました。日本共産党が綱領でジェンダー平等社会を目指すことを明記していることを紹介し、「女性差別をする政治家は許されない。女性差別・性暴力を許さない社会を一緒につくろう」と呼び掛けました。

 武山彩子ジェンダー平等委員会事務局長(衆院比例予定候補)は、「ジェンダー平等が世界で常識となっているもとで、日本の政治家の女性蔑視発言がまかり通るなど、許されない。こんな人に議員を続けてもらうわけにはいかない」と強調。「性差別をなくし、個人の尊厳を守るために頑張っている多くの人たちと連帯し、ジェンダー平等の社会実現へ頑張っていきたい」と訴えました。

 この他、大河原壽貴弁護士、思春期アドバイザー あかたちかこさん、森田由美子京都市議をはじめ、市民らが訴えました。