(右から)こくた、倉林両氏に署名を託す京退教のメンバー(9月27日)

 京都退職教職員の会は9月27日、総理大臣と文科大臣に対し、20人以下学級のすみやかな実現を求める緊急要望書を675人分の署名を添え、日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員(比例近畿ブロック・京都1区候補)と倉林明子参院議員(同党副委員長)に託しました。

 同会は、コロナ感染から子どもたちを守るために「20人以下の学級の実現と、そのために必要な10万人の教員増に退職教職員としてあらゆる形で協力する」との決議をあげ、会員らに署名と「私の一言」メッセージを呼びかけてきました。

 長谷川英俊代表は、コロナ禍のもとで少人数学級は爆発的な要求であるとして「この熱い思いを政府に届けたい。来る総選挙ではこの要求を全面に掲げ、たたかおう」と表明しました。

 穀田氏は、コロナ禍で子どもたちに安全と心のケア、学びの保障をするのが政治の役割だと指摘。昨年末には、変形労働時間制の教員への導入や、大学入学共通テストに導入が進められていた英語民間試験と記述式問題で、公平性・公正性に欠くと多くの高校生や教育関係者が反対の声をあげ、全野党が結束して導入を見送らせてきたと述べ、「皆さんの奮闘が政治を動かしている。市民と野党が力を合わせて政治を変える、新しい発展段階に来ている」と話しました。

 倉林氏は、分散登校を体験した教師たちから少人数学級の要望が上がるとともに、一斉休校で休まざるを得なくなった母親らが声を上げ、新たな休業手当支援金ができたことを紹介。コロナ禍で学ぶ権利保障、環境整備は政治の役割だとして「骨太方針にも少人数教育という言葉が盛り込まれた。20人学級、正規教員の配置を一刻も早い実現に力を合わせたい」と述べました。

退職教職員541人が一言メッセージ「子どもは国の宝」

 「私の一言」集には、「子どもは国の宝。米国武器の爆買いをやめ子どものために使って」「子どもの命を守るため20人学級実現を」など、府内の退職教職員ら541人が一文を寄せています。

 集会に参加した退職教員は、「在日米軍基地の子どもは『20人学級』なのに、日本の子どもは40人学級というのはどう考えてもおかしい。変えなければいけない」と思いを込めました。