マリッジビジョンの活用を呼びかける、「あすには」の井田代表(右)と「マリフォー」の三輪共同代表(7月7日、京都市上京区)

 同性婚の法制化を目指す公益社団法人「Marriage For All Japan(マリッジ・フォー・オール・ジャパン)─結婚の自由をすべての人に」と選択的夫婦別姓の法制化を目指す一般社団法人「あすには」はこのほど、参院選(20日投票)の候補者ポスターにスマートフォンをかざせば、同性婚と選択的夫婦別姓の法制化に対する態度がわかるARカメラ「MARRIAGE VISION(マリッジビジョン)」を開発しました。

 今参院選を、同性婚、選択的夫婦別姓の法制化を促進する機会にしようと、両婚姻制度に賛成する候補者を可視化する初の試みです。全国47都道府県で利用できます。

 7日には、京都市上京区の同志社大学内で先行体験会を行い、活用を呼びかけ。学生らが、「すごい」「イラストがポップでかわいい」「(婚姻制度について)まだ先のことのようだが、身近な問題と感じる機会になる」などと話していました。

 利用の手順は、スマホで「MARRIAGE VISION」のサイトにアクセスし、都道府県を選択して選挙掲示板のポスターにカメラをかざすと賛成の候補者には花のイラストが表示されます。

 「MARRIAGE VISION」ホームページ(マリッジビジョンと検索でも可)

 

先行体験会で選挙ポスターにスマホをかざす学生ら(7日、同志社大学)