色とりどりの、てぶくろ(手前)と手ぬぐい

 新型コロナウイルス感染防止対策でレストランや店舗を休業した上、物品を販売するイベントが中止となり、手作り商品の販売をメーンとする障害者が働く作業所が苦境に立たされています。「きょうされん」が運営するネットショッピングモールの「TOMO市」では、通所者の仕事づくりと売上、集客に貢献する「コロナ不況に負けるな! 作業所応援ショップ」(https://www.tomoichiba.jp/clp1pc15c163c2365o0of0v0.html)を立ち上げています。きょうされん京都支部に加盟する府内の作業所の応援企画として、自慢の商品を紹介します。

感染防止で売れ筋に

 今季、人気急上昇の製品が「彩 めんてぶくろ」です。綿100%で、黄、ピンク、紫、黄緑、水色など各種、S~LLサイズがそろっています(220円)。また、日よけ防止のアーム手袋(ロング、350円)もあります。

 手袋は、新型コロナウイルス感染拡大予防として、電車のつり革や手すりなどを直接手で触れることを避けたい人に衛生グッズとして好まれているようで、テナントショップの売れ筋ランキングの雑貨部門でベスト10入りしました。

 同作業所では、染め物の他、アクリルタワシ、ストラップなどの編み物製品づくり、野菜づくり、清掃やアルミ缶回収などの3種の仕事を24人のメンバーがそれぞれ担っています。

 コロナ禍で、自主製品を紹介する各種イベントでの出店がゼロに。恒例の花火大会、マラソンも中止が決まり、販売機会は激減していますが、ランキングで上位に入ったことを励みに、製品づくりに取り組んでいます。

 【注文・問い合わせ】城山共同作業所☎・FAX0771・42・4562。✉tnkx60236@iris.eonet.ne.jp