2月2日に投票を迎える京都市長選で、「つなぐ京都2020」の福山和人候補は1月31日、日本共産党の小池晃書記局長・参院議員の応援を受けて、最後までの奮闘を訴えてまわりました。

 左京区岩倉では、沿道いっぱいの330人が見守る中、「福山さんの勝利で暮らしに希望を。みなさんの一票が政治を変えます。命を守ります」(小池氏)、「一緒に、新しい京都市政をつくろう」(福山候補)と呼びかけました。

 「やっと、候補者の訴えを聞きに来れた」と宣伝に駆け付けた女性=自営業=は、福山候補が主演を務めた、憲法をテーマにした市民ミュージカル(2009年上演)に出演し、同候補と交流があると話し、「長らく選挙に行っていない夫が、期日前投票に行ってくれました。1票でも大事」と息を弾ませました。同ミュージカルは、憲法守れの声を広げようと弁護士らが中心になって計画した、市民参加型の創作舞台。女性は、「フェイスブックでも広げています。絶対、当選してほしい」と話しました。

 「ここまで注目した選挙はない」と、東京から京都に転居してきて、小学生と幼児の3人の子どもを育てる母親(41)は、福山候補の政策と人柄を評価。みんなの声を聞く姿勢の誠実さと、国保料の子どもの均等割の免除、食の安全と農業振興などが候補者選択の決め手になりました。加えて、「福山さんの勝利で京都が変われば、国政にも大きな影響を与える」と期待します。 この日の街頭演説を案内する呼び込み宣伝に、初めて参加した加藤博司さん(70)は、「今回は勝利のチャンスだと思う」と、あられが混じる時雨模様のなかで声を響かせていました 。