石田尾さん

 2017年に突然会社が工場を閉鎖し、不当解雇されました。労働組合(JMITU五大エンボディ分会)を結成し、裁判でたたかっています。

 京都総評でともにたたかう仲間とともに、街頭宣伝や集会などで争議勝利を呼びかけながら、労働法制改悪反対を訴えています。

 倉林さんは、労働者の命を脅かす「残業代ゼロ制度」(高度プロフェッショナル制度)などを盛り込んだ「働き方改革」一括法反対の論戦で奮闘されました。「高プロ」制度は強行されましたが、経済界が強く求めていた「裁量労働制」の対象拡大については、野党共闘の力で法案から削除させました。

 私自身、機械設計のエンジニアで、元請け会社の都合で納期が短く設定され、深夜までの長時間残業に悩まされたこともあります。まさしく「裁量労働制」の導入が狙われている職種で、こんな改悪は許されません。また、安倍政権は、解雇の金銭解決制度の導入も狙っています。解雇を正当化するような法律は絶対に許せません。

 倉林さんは、労働法制改悪反対の論戦はじめ、メーデーでは私も一緒に登壇しました。労働者の立場に立って奮闘する倉林さんは必ず再選してほしいと思います。